2012-03-20

20代30代の女性にプレゼントしたいCDおすすめ5枚

生日プレゼントやお返しをする時に、僕はよくCDを贈ります。食べ物なんかと違って、形に残りその後も楽しめます。関係が深くない相手にも気軽に贈りやすいですね。

分自身の音楽の趣味はともかく、プレゼントしたCDで、さりげない「洗練さ」や普段のイメージとの「ギャップ」をアピールしやすいのではないでしょうか? また、あなた自身がこれから紹介する音楽を知らなくてもOKです。プレゼントした相手に借りればいいんです。そんなきっかけにする楽しみもあります。



相手の音楽の趣味まで分からないこともありますので、「ジャケットがよく」 「ポップで明るくて」 「おしゃれで」 「聴きやすい」を基本条件に選んでみました。(※感じ方には個人差があります)

このセレクションは相手が少しくらい音楽に詳しくても大丈夫だと思いますので、ジャケットや音を聴いて相手が喜びそうなもの、プレゼントする季節などに合わせて、プレゼントを贈る際の参考にしていただけるとうれしいです。


1、エリス・レジーナ / IN LONDON
季節:春~初夏~初秋あたりにぴったり
内容:明るい、快活、元気が出る、爽やか、ポップ、後味すっきり、お洒落、かわいい、力強い歌声、ブラジル、MPB、ボサノヴァ、ストリングス、ピアノ


2、キャロル・キング / おしゃまなロージー(REALLY ROSIE) 
季節:春、秋、冬
内容:かわいい、癒し、ピアノ、レトロ、 70年代のテレビアニメ、サントラ、温かい、やさしい、子供、英語の勉強にもなる、絵本、おしゃれ、洗練、朝、昼、晩御飯を食べたあとの夜にゆっくり聴きたい、ベースはチャールズラーキー、プロデュースはルーアドラー


3、ジェイソン・ムラーズ / We Sing, We Dance, We Steal Things
時期:夏、春、秋
内容:ポップ、明るい、男性ヴォーカル、ポジティブ、安定感、2008年ヒット、おすすめ曲(I'm yours,Lucky,Make it mine,Beautiful mess)、元気が出る、落ち着く、渋谷系的なポップさ、芝生の上で聞きたい


4、パティ・オースティン / END OF A RAINBOW
時期:春、秋、冬
内容:メロウ、ジャズヴォーカル、フリーソウル、力強い歌声、夜に聴きたい名曲、CTIレーベル、ポップ、ストリングス、せつない、スパイラルステアケースの「More today than yesterday」のカヴァーも秀逸、1976年名盤、横顔ジャケ


5、ジョン・ピザレリ / After Hours
時期:春、秋、冬
内容:夜、ジャジー、ジャズボーカル、おしゃれ、スウィング、メロウ、捨て曲なし、ジャズギタリスト、優しい歌声、聞き流せる、晩御飯のBGMにぴったり、ポップで聴きやすい、落ち着いている



amazonで注文するときはギフトラッピングにして、自分宛に送ります。
(注文画面を進んでいくとギフトラッピングを選ぶ箇所が出てきます)

そして、身近な人に、手渡しでプレゼントしてあげてください。

     

2012-03-17

「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」に続いて、「ニルヴァーナに会計を学ぶ」



 MendoKonは22歳のチリ人だ。

大学卒業後、就職もせずにぷらぷらしている。
周囲には「公認会計士」の資格の勉強をしていると 言ってるが、
実際はこんな感じで毎日ギターを弾いている。

気分はカート・コベインだ。 

 

でも、このことを家族は誰も知らない。
午後、母親が近所のスーパーへパートに出かけた隙を狙って
ギターを爆音でかき鳴らしている。

工業高校に通っている妹が帰宅するころには
生真面目に勉強をするストイックな兄に戻っている。


独学で公認会計士になるのは簡単なことではない。
家族からのプレッシャーもある。
おまけに周囲にはニルヴァーナ好きを隠して
カーペンターズとベイ・シティ・ローラーズを聞く
いわゆる「いい子ちゃん」を演じている。 

そんな自分がいやだった。
部屋でこっそりグランジロックを歌うことでなんとかやり過ごしてきた。
でもそれももう限界だった。

MendoKonはついに、自宅の庭に出てしまった



家族が帰ってくるかもしれないスリル。
隣人たちの驚く顔。

 「ぼくは解放されたかっただけなんだ」


僕はこんな妄想をしながら、MendoKonが公認会計士になれることを祈っている。

※名前以外はすべて僕の妄想による設定です。

ピチカートの元ネタを歌うおじさん



このおじさん、普段は楽器の修理屋をやっている。
無口で人付き合いが苦手だが(想像)
大好きなギターを持って歌うときはご機嫌だ。

今日歌ってくれるのは、
ピチカート・ファイブの「ベイビィ・ポータブル・ロック」の
元ネタとしても有名なゲイリー・ルイス・アンド・プレイボーイズの66年のヒット曲。





2012-03-01

このブログについて


楽に関する思いつきや個人的なメモをまとめるブログで、
音楽業界がどうなるのかたまに考えてます。
自分の音楽の聴き方や接し方も時代や年齢とともに変わるだろうし、
変えて行こうと思っています。そういったことも
このブログに反映・連動させていけるといいな。

とは言え、サイトを訪問してくれた方に、何か役に立つ情報が発信できますように。

あと、過去にどっかに書いた記事も当時のことを忘れないために自分用に再掲。


【守備範囲】
ソウル、スウィートソウル、ブラコン、ファンク、サザンソウル、ディープソウル、A.O.R. 、ソフトロック、シューゲイザー、ネオアコ、ギターポップ、アコースティックスウィング、ラヴァーズロック、ブルーアイドソウル、S.S.W. 、オルタナティブ、パンク、R&B、ジャズピアノなどを好む。

音楽遍歴は以下の通り

【age 11-12】
1987-1988:Epic Sony, CBS Sony, BOOWY

兄姉が聴いていたものから聴き始める。ボーイや米米クラブ、レベッカ、バービーボーイズ、岡村靖幸、プリンセスプリンセス、ハウンドドッグ、渡辺美里あたりをよく聴く。


【age 13-15】
1989:BOOWY, COLOR, kamaitachi, X, Ladies Room, Band-boom
1990:Flipper's Guitar, Denki Groove
1991:Flipper's Guitar, Original Love, Denki Groove

中学1年の時に、本屋で「ロッキンf」「フールズメイト」を読んでインディーズというものを知る。
「人が聞いてないマイナーのものが格好いい」という勘違いをモチベーションに、通販でかまいたちの「いたちごっこ」を買う。

他に聞いていたのは、横道坊主、ジッタリンジン、ジュンスカイウォーカーズ、ミンクス、バクチク、ブルーハーツ、デラックス、カッツェ、パーソンズ、ビリー&ザ・スラッツ、デカメロン、ユニコーン、ドリームズカムトゥルー、谷村有美、永井真理子、GDフリッカーズ、ジギー、レプリカ、パール、赤痢、NEWS、REG-WINK、デランジェ、AION、DOOMなど。一番好きだったのはカラーの「激突」と「FOOLS! GET LUCKY!!」。

しかし、いわゆるこれらのビジュアル系には1年も経たずに飽きる。
代わりに、フールズメイトに載っていた電気グルーヴのインディー盤を通販で買って衝撃を受ける。
同時期にドラマの主題歌でフリッパーズギターの「恋とマシンガン」を知り、フリッパーズ解散直後ファーストアルバムを中古で買って衝撃を受ける。


【age 16-18】
1992:The Stone Roses, DG, Aztec Camera, Screamadelica
1993:Kenji Ozawa, Cornelius, Acid Jazz, Madchester, DG, UFO CLUV
1994:Primal Scream, beck, Boo Radleys, Oasis, Kenji Ozawa

高校1年の時、先輩からストーンローゼス「TURNS INTO STONE」とプライマルスクリームの「スクリーマデリカ」を借りて洋楽に目覚める。通販でブートレッグのビデオカセットを買うなど、アイデンティティの音楽への依存がどんどん高くなる。

よく聞いていたのは、ハッピーマンデーズ、ラーズ、ジーザスジョーンズ、ポップウィルイートイットセルフ、ライド、シャーラタンズ、ベティブー、レモンヘッズ、ぺイヴメント、スペースメン3、大滝詠一「ロングバケーション」、ビョーク、ヴァネッサパラディ、アレステッドディベロップメント、ビースティボーイズ、ビーツインターナショナル、ソニックユース、ティーンエイジファンクラブ、パステルズ、オレンジジュース、トラッシュキャンシナトラズ、アトミックスウィング、ブラー、コーデュロイ、ジャミロクワイ、ヴィーナスペーター、ブリッジ、カヒミカリィ、Gラブ&スペシャルソース、グリーンデイ、ニルヴァーナ、オアシス、コレクターズ、RCサクセション、小沢健二、コーネリアス、電気グルーヴ、小川美潮、奥田民生、ブーラドリーズ、ベック、フィッシュマンズ、プリファブスプラウト、ポールウェラーなど


【age 19-22】
1995:Guitar pop, NeoAco, Sunny Day Service, Happy End
1996:SDS, Tin Pan Alley, Sugar Babe, Soft Rock
1997:Beatles, The Band, Motown, Nakamura Kazuyoshi, SDS
1998:Kirinji, A.O.R, Soft Rock, Dojima, S.S.W. SDS

ネオアコやギターポップ、ソフトロックを聴くがフリッパーズや小沢健二、コーネリアスの元ネタ探しという意識が強く、あまり純粋に音楽を楽しめなくなる。代わりに嫌いだったサニーデイサービスの「青春狂走曲」と「恋におちたら」に衝撃を受けて、はっぴいえんどの系譜を聴くようになる。リアルタイムのバンドはほとんど聞かなくなり、1960年代~1994年あたりをうろうろする日々。

よく聴いていたのは、ロジャーニコルズ&スモールサークルオブフレンズ、ソルトウォータータフィー、ビーチボーイズ、マンフレッドマン、キャロルキング、ゾンビーズ、ラズベリーズ、ミレニウム、XTC、クリッターズ、ザ・バンド、ジャム、スタイルカウンシル、サークル、フー、シュガーベイブ、細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂、荒井由実、コレクターズ、中村一義、スーパーカー、ミッシェルガンエレファント、真心ブラザーズ、フィッシュマンズ、スピッツ、エレファントカシマシ、The Chang、小島麻由美、ホフディラン、トーキョーNO.1ソウルセット、エレクトリックグラスバルーン、神森徹也、堂島孝平、キリンジ、ウィーザー、ワナダイズ、ジーズアニマルメン、スーパーグラス、ブルートーンズ、ニックデカロ、マイケルフランクス、スライ&ザ・ファミリーストーン、マーヴィンゲイ、スティーヴィーワンダーなど、とにかく書くのが面倒になるくらいたくさん。


【age 23-25】
1999:Kirinji, A.O.R, Soft Rock, Dojima, benzo, SDS
2000:A.O.R, Soft Rock, SDS, Kirinji
2001:Soul, A.O.R, MPB, Bossa Nova

相変わらずスティリーダンやAOR、ソフトロック、67年頃のサイケデリックロックの名盤ばかりを追いかける日々。2001年2月頃、タワーレコード新宿店のスウィートソウル特集(バレンタイン企画)でテリーハフ&スペシャルデリバリーに衝撃を受ける。
長かった「元ネタ探しの呪縛」から解放されて、以降数年間はソウルばかり聴くようになる。
これ以降、ロックの歴史の学習や知識量を意識した聴き方をやめて、純粋に音楽を楽しめるようになった。


【age 26-28】
2002:Sweet Soul, A.O.R, Acoustic Swing
2003:Sweet Soul, Yamashita Tatsuro
2004:Soul, Black Contemporary, Japanese City Pop, Mudhoney

1970年代のスウィートソウルからはまり、毎週レコードを探しに行き、7インチも買うようになる。マーヴィンの「Sexual Healing」とテンプテーションズの「Treat Her Like A Lady」を聴いて、それまで苦手だった80年代の音も聴けるようになり、ブラコンも聴き始める。

ブラコンを聴いたら、現代のR&Bも聴けるようになり、ニュークラシックソウルあたりからR&Bもちょこちょこ聴く。山下達郎や1970年代後半から1980年代の日本のシティポップスの安いレコードも買う。当時住んでいた近所で「浜田金吾」という表札を見つけて、毎回ドキドキしながら通りすぎる日々。


【age 29-34】
2005:Black Contemporary, R&B, Motorhead
2006:R&B, Lovers Rock, Jazz Piano
2007:Various music by a little
2008:Various music by a little
2009:Various music by a little
2010:Jazz Piano, Various music by a little

2週間に1回くらいディスクユニオンに行って、ジャンルにこだわらず適当にCDを買う日々。
J-POPでは、昔苦手だったカーネーションやスガシカオをよく聴くようになった。特に初期のスガシカオのメロウな曲とダメ男の歌詞は、若い頃には理解できなかった素晴らしさ。ただし、狙って書いたエロい歌詞とテンション高めのファンクな曲は相変わらず苦手。


【age 35-】
2011:Jazz Piano, Various music by a little
2012:Deep Soul, Various music by a little
2013:Sweet Soul

VENUSレーベルのジャズピアノや、キースジャレットの「The Melody At Night, With You」と「Jasmine」などで落ち着く夜を過ごしていたのだが・・・。