2013-10-28

マツキヨのCMで流れた甘茶ソウル

この夏、日本中の甘茶ソウルファンの間で話題になった
マツモトキヨシのCM曲は本当フルで聴きたいほどの名曲。



最初はCMにも使われるくらいだから70年代のコーラスグループの
メジャーな曲だけど恥ずかしながら自分が知らないんだろうな~
なんて思い、一生懸命歌詞を聴きとって検索しても
それっぽい情報が全然出てこなくて途方にくれてました(笑

結局CM用のオリジナル曲らしく、
音楽ライターの吉岡正晴さんのブログで、歌っているのが
イギリス人のマイケルデュークという黒人シンガーだというのは
分かったけど、曲は誰が作ったんだろう・・・。
この70年代半ばの雰囲気を狙って作ってるのがすごい。

CMの内容は、若い女性がドラッグストアで彼氏と自分の歯ブラシを
選んで微笑み、さらに彼氏が使うのか、髭剃りを手に取っている。
しかし、彼女が駅の改札の出口で迎えた大切な人は、
田舎から上京してきたと思われる両親。

大学入学で上京した一人娘の様子を心配で見に来た両親が
泊まるので歯ブラシやお父さんの髭剃りを買っていたんですね。
こんなの春に聴いたら泣いちゃいそうですね。


しかしこの曲、iTunesで買えるようになったら嬉しいな。。。
というか、今回はちょっとマニアックな極一部の層が
反応してしまってるけど、配信だったらそんな極一部の
人が買うだけでも売上げになるんじゃない?

本当に極一部ではあるけど、そこを相手にできるのが
インターネットだったり、配信だったり、データ解析なので
音楽業界にとってのヒントが今回のケースに隠れているような気がする。

そんなことよりこの曲をフルで聴きたい!
マツキヨのマーケティング部の今後の戦略に期待。

2013-10-27

ケミストリー、デレゲイション、ダイスンズフェイシズ


2週間ほど前に、数年ぶりに行った渋谷のユニオンで見かけた
KHEMISTRYの紙ジャケが気になっていたので、
土曜日のVENUS PETERのライブが始まる前に寄って、
売れ残っていたケミストリーを購入。

2008年に再発された時も聴いたことはあったはずだけど
印象に残らなかったのか、その時は買わずじまいだったのが
いま買っておかないとまたパッケージ商品での入手が
難しくなるだろうということでやや焦って購入。

1300円をレジに持っていくと200円引きで1100円。
嬉しかったけど、理由が分からず。
ディスカウントしていることをもっと客に分かりやすく
宣伝すればいいのに。。。
最近、ユニオンに行くとこういう事が多い気がする。
意識してなかった割引なので嬉しいけど。

毎回全然期待をせずに行く池袋のユニオンでは
クリフトンダイスンの編集盤が300円であったので
以前持っていたものだけど買いなおし。
当時は一応廃盤で高めに売れたけど、
今度はそんなの関係なく大事に持っておこう。

しかしひどいジャケ。。。
ダイスンズフェイセズも単体でリマスターで再発すればいいのに。

もう1枚はデレゲイションのサードアルバム。
bbr(Big Break Record)のCDはバックインレイとケースが特殊でいやですね。


【今週の購入品】
ケミストリー紙ジャケ1100円(渋谷ユニオンレアグルーヴ館)
デレゲイション960円(池袋ユニオン)
クリフトンダイスン&ダイスンズフェイセズ300円(同上)

2013-10-26

ストーンローゼスの映画「メイド・オブ・ストーン」を観てきた



期間限定で公開されているローゼスの再結成以降の
ドキュメンタリー映画「MADE OF STONE」を渋谷の映画館で観てきた。
再結成後の初ライブを前にしたスタジオでのリハーサルでの演奏が
一番印象に残った。ライブよりも、こういう生々しい音の方が
個人的には好きなので。

シークレットで1000人規模のライブをするということで、
当日のラジオで告知すると、Facebookで拡散したらしく、
入場の権利を求めてファンがぞくぞく集まってくる。

ただし、チケットと交換の条件としてバンドのオフィシャルグッズを持って
ファンであることを証明しなければならない。
平日だったので、「上司に義父が倒れたと言って抜け出してきた」とか
嘘ついてかけつけた中年ファンも(笑)


メンバーに関しては最近の姿でもすごい太ったとか、
髪の毛が薄くなったとかがなく、格好良く年齢を重ねているように
写っていて、当時はなかった大人の円熟味が出ていてよかった。

高校生の頃から一番好きなロックバンドだけど、
改めて不思議なバンドだな、と思った。
なんでこんなに人気があるんだろ・・・。

ブルーレイ出たら買っちゃうのかな?

2012-12-09

キリンジ弟、堀込泰行はホライゾン(地平線)を目指す












キリンジの弟、泰行の脱退でキリンジファンの悲鳴が聞こえたが、個人的には「For Beautiful Human Life」の2003年頃からキリンジには停滞を感じていたのでここらで何か大きく変わる(変える)ことは賛成です。

2010年のアルバム「BUOYANCY」収録の「ホライゾン!ホライゾン!」の歌詞にはすでに脱退して一人で音楽を作って行こうとしている決意が込められているように思える。

2006年のアルバム「DODECAGON」の頃から、脱退の意識があったとかいう話もあったり、兄と違って自身の音楽にドキュメンタリー性を持たせる志向があるので、脱退発表の2年前のこの曲にそういう思いが込められていても不思議ではない。


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遠く吠える負け犬の影 夏の亡骸 ながめりゃ
燃える空 くすんだ魂を 黒いドクロが蹴っとばした
君の頬へ 最後のキッスを 旅立ちの時が来たんだ
穏やかな日々にハーブを 育てるのもいいけれど

あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく
あの ホライゾン ホライゾン 舌を出して待つのさ

風 ひとつ 合図のように 空き缶が転げ落ちた
燃える向日葵 暴れる風見鶏 蜃気楼に騙されて

あの ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ
連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで

遠く吠える 負け犬の影 旅の道連れ ロックンロール
穏やかな春に睡魔と 戦うのもいいけれど

あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく
あの ホライゾン ホライゾン 舌を出した
ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ
連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで
くびれたフォルムで いかれたムードで

急かすように 焦らすように
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くすぶっている気持ちを卑下して「負け犬」と喩えているのか。
黒いドクロ」や「暴れる風見鶏」、「蜃気楼に騙されて」という
フレーズには10年以上やってきた音楽ユニットから脱退して
一人で活動するという自分の選択への不安が見え隠れする。


でも、すぐに決心を宣言している

「君の頬へ 最後のキッスを 旅立ちの時が来たんだ」


いつの間にか本人にとって「穏やかな日々にハーブを育てる」ような活動に
なってしまったキリンジのことを決して否定はしていない。
しかし同時に「穏やかな春に睡魔と戦って」いるような退屈な気持ちも
持っていたのかもしれない。

追えば逃げて」いくのに、いじわるに「舌を出して」待っている。
自分の行き先はどうもはっきりしない「ホライゾン(地平線)」のようだ。

不安や迷いはあるけど「思わせぶりなライン」や、「くびれたフォルム」の
脱退して自分一人で音楽をやることへの思いは
女性に誘惑される時のようになかなか抑えきれない。

懐かしい場所」である音楽を始めた時期に持っていた初期衝動を
取り戻したいから、そんな風に音楽を作りたいから、
どこまで続いているのかよく分からない、何があるのか分からない
「ホライゾン(地平線)」を目指してしまうのかもしれない。

「ホライゾン(地平線)」を目指すにしても
年齢やタイミング的にも「急か」されているような
焦ら」されているような気がする。


ここまではっきり宣言しているような曲を書いておいて
すぐに脱退しなかったのは、あの地震の影響だけでなく
ファンに対する誠実さの表れのような気がする。

突然いなくなってファンに悔いが残ることがないように
最後だと知らせて、それを噛み締めながらライブや
作品を聴くことができるようにした配慮を感じる。


「青年やあのバカが荒野を目指す」ように、
「泰行はホライゾン(地平線)を目指す」。
脱退を宣言することのメタファーに、自身の初期曲「冬のオルカ」にも出てくる
「ホライゾン(地平線)」という単語を使ったことに感慨を感じるのは僕だけだろうか。

なんにしても、キリンジについては、
初期だけ熱心に聴いて、ここ10年は買ってないCDも聴いてない曲もたくさんあるけど
泰行の曲だけが入ったアルバムを聴ける日が来るのが楽しみだ。



ちなみに僕が一番好きな曲は泰行作の「スウィートソウル」です。
でも、男の決意が込められたこんな曲を知ってしまったら
男としてはとてもぐっと来ます。
(2012年の今頃になって「BUOYANCY」を初めて聴いてすみません)


※「ホライゾン!ホライゾン!」が「脱退を決意した曲」だというのは
 あくまで深読みした僕個人の考えですので、ご留意ください。

2012-10-15

甘茶ソウル入門

友達に作ったスウィートソウルのコンピの曲名。

全9曲30分。でも甘い。


01 Special Lady / Ray, Goodman & Brown
02 5-10-15-20 (25-30 Years Of Love) / The Presidents
03 Baby (There Is Nothing You Can Do) / Joneses
04 La-La Means I Love You / Delfonics
05 Oh Girl / Chi-Lites
06 Coutry Girl / Nights
07 Oh Let Me Know It Pt.1 (Single Version) / Special Delivery
08 You Are Everything / Stylistics
09 I Destroyed Your Love -Part2 / Terry Huff & Special Delivery

基本を押さえているけど、洗練されている曲よりは
いなたい曲が多くなっているのは個人的な嗜好が出てしまったようだ。