2005-07-12
いま、会いにゆきます
映画にもなったベストセラー「盲導犬クイールの一生」が
単行本未収録写真を加えて文庫発売された。
帰りの電車で読む本がなかったから買ったのに、
読んでいたら泣いてしまいそうになってしまったので途中で止めた。
本を閉じてあとふた駅、何か考え事でもしようと思ったら
昔の飼い犬のことを思い出した。
いま犬の名前を考えろと言われたら、クールでカワイイ名前にしようとして
狙った名前を付けてしまいそうだけど、小学1年生の僕は下心なく
その時読んでいた絵本「おばけのコッチ」から取って「コッチ」と名付けた。
コッチの散歩は僕の仕事だった。
朝ごはんを食べる前にしなきゃいけない散歩は
高学年になるまではメンドーで仕方がなかった。
早く早く!と急かすコッチ。
散歩用のリードを付けるとすぐに走り出すコッチ。
まだ寝ぼけてる僕はよく転んだ。
1秒でも早く近くの公園に行きたいのに転んだ僕に気づいて戻って来てくれるコッチ。
心配そうに見つめるコッチ。優しくてびっくりした。
いい時も、悪い時も、暑い日も、真冬の星空の時も、
コッチはそこにいて、となりのおばあちゃんが死のうが、
医者の家に赤ん坊が生まれようが、初デートだろうが、失恋しようが、
ぼくはコッチの散歩を続けた。
気づいたら、苦痛だった毎朝の散歩をしないと
朝ごはんがのどを通らないカラダになっていた。
散歩は高校を卒業するまで毎日続けた。
大学進学のため上京することになった僕は、旅立ちの朝も散歩した。
でもコッチはお別れの散歩だとは分かんなかったかな?
その年、梅雨が明ける前にコッチは死んだ。
ちょうど10年前の今日、7月12日。
毎年、この日だけはコッチに会いたい。
※表現の一部に、「TUGUMI」を引用してます。
2005-07-10
ギターと女性遍歴
ギター遍歴をまとめてみた
1、17歳:友達からもらったフェルナンデス(BOOWYっぽい・・・)
2、18歳:レスポール
3、19歳:エピフォンのセミアコ
4、20歳:フェンダーJPNのジャズマスター(マイブラLOVELESSのジャケでおなじみのアレ)
5、20歳エピフォンのリビエラ(色はチェリーレッドでネオアコ的)
6、21歳エピフォンJPNのカジノ(ジョンとかポールウェラーが使ってるアレ)
7、23歳フェンダーJPNのテレキャス(レイ・デイヴィスが使ってたから。これが一番長い、6年くらい。)
それぞれについて一言
1、なんでもよかった。
2、血迷った。
3、無知だった。
4、だれでも一度はハマると思う。
5、見た目重視で選んだ。今でも見た目だけならこれだと思う。
6、憧れて手に入れたけど上手く扱えなかった。
7、何より落ち着く。見た目もまあまあ。
ってこれ女性遍歴に置き換えて読むと学べることがありそう。
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